我が家のココノス その7

こんにちは、開発者の岩川です。

ココノスが生まれて商品化するずっと前から、何人かの友人に遊んでもらっています。そのうちの一人Hくんが我が家に遊びに来ました。小学5年生で、3年生のころからココノスで遊んでいます。

まだココノスが試作段階だった頃、現役保育士をしている友人に話をすると「うちの息子、それ遊ぶかも」と言ってくれたことがきっかけでした。元々、スイスのクーゲルバーン『スカリーノ』で幼少期に遊んでいたということで、これはちょうどいいと思って開発中からサンプルを渡して遊んでもらっていたのです。

友人の予想は的中、Hくんは見事にどっぷりココノスにハマってくれました。『スカリーノ』でビー玉転がし玩具に親しみがあったこと、その友人の保育士という職業柄、家の中で子どもと玩具の関係構築を上手く築いてくれていたことも要因に上がるでしょう。

 

2年ほど遊び続けている5年生はさすが。どんどん積み上げて完成させていきます。この日だけで3種類ほど玉の道を作りましたが、その一例が今回載せている写真たちです。

遊んでいたのはcoconos3が2つと開発中の拡張セット、おおよそ150ピースほど。どんなパーツがあるのかが分かっているので、欲しいパーツを手で探しながら頭の中にある次の一手を積み続け、完成まで手が止まらない。

 

ココノスで遊び始めた人たちは手を動かしながらひらめきで積み上げていきますが、それらとは一味違う遊び方だということが印象的でした。一言で言うと遊び慣れている。開発中の新パーツを渡しても形を見ただけで用途を見抜いてくれる。そして「そうそう、これが欲しかった」とうなずく始末。

自宅でもよくココノスで遊んでいるようで、大きく積み上げる遊びを『外遊び』、木箱の中に詰め込む遊びを『中遊び』と言っているようです。これは面白いネーミングです。

5年生なのでやはりテレビゲームに夢中のようですが、気づけばココノスを触っていてテレビを見ながら遊ぶ『ながら積み』までできると言うことです。対象年齢は4歳からとメーカーの立場から書いていますが、ココノスの遊びを掘り下げることができるのは小学生なんだと改めて思い知らされました。

そして、このようなココノスビルダーのおかげで新しいパーツの開発が進んでいる今日この頃です。

 

今回載せている写真の中にも開発中のパーツが含まれています。販売中のセットで同じように積み上げても、上手くビー玉が転がらない場合があります。新パーツが入った新しい拡張セットは今年中に発売予定、乞うご期待!

 

続く・・・

※coconosは対象年齢4歳以上の玩具であり、4歳未満のお子様が遊ぶことを推奨しているものではありません。メーカーの立場から、開発と研究を目的として保護者の厳重な監督の下、4歳未満の子どもにビー玉を含むパーツを渡しています。ビー玉の取り扱いには何卒ご注意くださいませ。

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